• イベント
  • どなたでも
  • 脱炭素
  • 先着

【終了しました】黒色すみれ演奏会~木から生まれる調べ~

2022年5月15日(日)実施

木の調べをテーマに、「黒色すみれ」の演奏会&トークを開催します。黒色すみれは、アコースティックの音色を大切にし、クラシック音楽を基調に、シャンソンや日本歌曲のテイストを取り入れた楽曲を作り、演奏している音楽ユニットです。ヴァイオリンやアコーディオンなど木でできたアコースティック楽器の構造や歴史を解説します。また、ヴァイオリン、ビオラ、チェロなどの音の違いを感じ、学びます。港区がすすめる森林保全と木材活用についてもお伝えします。音色を通して木を感じ、自然のものに触れる大切さを考えましょう。

日時2022年5月15日(日)14:00~16:00(受付は13:30~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の方を中心にどなたでも(小学生以下は保護者同伴)
講師黒色すみれ(ミュージシャン)
定員50名(先着)定員を増やしました。
参加費無料
持ち物筆記用具

【当日の様子】
エコプラザスタッフから、港区の地球温暖化防止の取組の一環として、あきる野市の市有林の一部を借り受け「みなと区民の森」づくりとして整備し、そこから生まれた間伐材を、エコプラザ始め区内の学校などの公共施設で使用していることを説明しました。
演奏会では、アコーディオンを解体して、中の構造や音の出る仕組みについて解説がありました。部品の接着剤として使われているにかわは、暑さや湿気の高さにより溶け、演奏ができないことを学びました。また、実際にアコーディオンに触れ、音を出す体験をしました。ヴァイオリンの解説では、高価値で有名なストラディバリウスの音色と、材料である木の関係を学びました。ストラディバリウスが作られた時代が小氷河期だったため、木がゆっくりと育ち、密度が高く年輪が均一であることが音色と深く関わっているそうです。解説の後には、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、子供用のヴァイオリンがそれぞれ演奏され、音色の違いを感じました。床が木であることも、音の響きによい影響が出るとのことです。
講座を通して、木と環境の関係について学び、暮らしに木を取り入れる心地よさや大切さを感じました。


ピックアップ記事