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【終了しました】葉脈標本を使ったオリジナルカードを作ろう!

2023年8月19日(土)実施

葉脈とは、葉やがくに水分や養分を届けている人間の血管のような筋のことを言います。
この講座では、葉の部分を歯ブラシでこすり、葉肉を落として綺麗な葉脈を取り出し、葉脈標本を作ります。その後はがきサイズの紙にデコレーションしながら、オリジナルの葉脈カードを完成させましょう。また、野菜やハーブの葉脈を観察し、その役割を学びます。身近な野菜のクイズを交えながら、それぞれの野菜の構造についてもお話しします。
植物も生きていることを知り、命や食べ物の大切さについて考えてみませんか。

日時2023年8月19日(土)10:30~12:00 (受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の4歳~小学生とその保護者
講師食育×科学 れしぴ研究所 
定員12組(抽選)
参加費300円(親子で1つずつ作ります)
持ち物筆記用具

【当日の様子】
まず最初に、ミントとツバキの葉を観察し、種類によって葉の形や硬さ、葉脈の形状にも違いがあることを学びました。また、水と養分は葉脈に届くまでに根や茎の維管束を通り、植物全体に行き渡ると説明がありました。次に、野菜と地球温暖化の関係について学びました。野菜によってそれぞれ成長に必要な温度は違いますが、地球温暖化で必要以上に気温が高くなり、着色・結実不良が起きています。地球温暖化の一因は人間の活動に伴う大量の二酸化炭素排出にあり、私たちができることとして、エアコンを適温に設定することや、食べ物を残さずに大切に食べることなどが挙げられました。更に、二酸化炭素を吸収する森林の循環のために、プラスチックの代わりに間伐材が使われた物を選択することもできることの一つです。
ワークショップでは、ヒイラギの葉から葉肉を落として葉脈を取り出し、オリジナルのカードを作りました。身近な植物や野菜の生態を学び、地球温暖化防止のために一人ひとりができることを考える機会になりました。


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