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【終了しました】国産材で箸作り

2024年1月14日(日)実施

日本の国土の約7割は森林です。森林の約5割が天然林、約4割が人工林、残りは竹林と伐採跡地など高木のない無立木地 (むりゅうぼくち)です。森林は人がサポートすることで、無計画な伐採による森林破壊や山火事、病害虫などから守られ、木材や林産物の持続的な生産が可能になります。また、維持管理のための間伐や伐採で出る木材を有効に使うことで脱炭素社会に貢献できます。この講座では、間伐材から箸2膳を作ります。また、国産の木から生まれた紙バンドを使って箸置きを作ります。間伐材を使ったワークショップを通して森の環境維持と木材利用について学びます。
※講座ではカンナを使用します。

日時2024年1月14日(日)10:30~12:00(受付は10:15~) 
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の小学生以上の方
(小学生は保護者同伴)
講師竹垣 英信氏(森のライフスタイル研究所)
定員10名(抽選)
参加費1,000円
持ち物筆記用具
※動きやすい服装でお越しください。

【当日の様子】
箸の材料は植林されたヒノキの間伐材を使いました。植林された森の保全には、間伐などの管理作業が必要で、日本の林業の衰退と共に、荒れた人工林が増えていることが問題になっています。森の自然環境の保全、建材としての木材を供給するためにも、間伐材の利用が大切だと説明がありました。材料のヒノキをカンナで箸の形になるまで削りました。カンナくずは拾い集めるとヒノキの良い香りがするので、ゴミにせず袋に入れて、匂い袋として使うために持ち帰りました。箸置きは紙の紐を結んで、作りました。紙の原料は木からできていることも知りました。木を加工して箸を作る体験から、何気なく生活の中で使っている木の製品や、森のことを考える機会となりました。


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