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【終了しました】これからのファッションを考える展~循環型社会に衣類を適用させるには?~

2022年7月2日(土)~7月24日(日)実施

服の製造過程や廃棄時には、環境や人に大きな負荷をかけていると言われており、近年ファッション業界において「持続可能な製品作り」が重要になっています。この展示では、廃棄されるはずの布や古着などを活用した衣類のリメイク・アップサイクルや資源化を可能とするエシカルザンプなど、様々な角度から持続可能な製品作りへの挑戦をしている学生の取組や作品を紹介します。この展示を通して、私たち一人ひとりが服の選択について見つめ直し、これからのファッションを考えてみませんか?

※エシカルザンプとは…近畿大学バイオコークス研究所の次世代バイオ技術を、文化学園大学との共同研究において、衣類、布に用いて作製された燃料資源や製品群のことです。

 7月16日(土)に関連講座を実施します。詳細はこちらをご覧ください。

【展示の様子】
1枚の服を作る際には多くの残布(ざんぷ)が発生することと、なぜ発生するのかの説明、完成したブラウスに対する実際の残布が展示されました。残布を処分するのにも環境に負荷がかかるため、処分せずに活用するエシカルザンプを始めとする様々な取組についても紹介がありました。また、学生が以前開催した不用になった服の回収や交換会で提供された服にはどのような特徴があり、どういった経緯で手放すことになったかの調査結果と考察が紹介されました。シミができたことで捨ててしまう人も多いことから、簡単なシミ抜きの説明がありました。強い洗剤を使うことで生地を傷めることにつながる場合もあり、一人ひとりの服の扱い方も重要であることが示されました。回収された服をアップサイクルして新たに作られた服も展示されました。
服の生産過程や消費の中で起こる環境負荷の問題と、その解決策を学びました。



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