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【終了しました】【夏休み講座】メダカのボトルアクアリウム作り

2022年8月17日(水)実施

メダカを観察し、魚の体の仕組みを学び、ボトルアクアリウムを作ります。生きものの生活の様子や、食物連鎖について学び、生態系の大切さについて考えましょう。ボトルアクアリウム作りで、動物、植物、微生物による生態系の世界を再現し、自分だけのオリジナルアクアリウムを完成させます。野生メダカの現状についてもお伝えします。

※ボトルアクアリウムとは…ガラス瓶などの容器で、ヒーターやろ過装置などを用いずに、魚や水草を飼育することです。

日時2022年8月17日(水)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生
講師蝦名 元氏(一般財団法人 進化生物学研究所研究員)
定員12名(抽選)
参加費400円
持ち物筆記用具、ボトルアクアリウムを持ち帰る袋(サイズ…縦15cm×横12cm程度)

【当日の様子】
まず最初に、生き物だけではない、太陽の光・空気・土・水などもつながり、一つの仕組みを作っていることを生態系と呼ぶことを学びました。また、自然の中の食べる食べられるの関係である食物連鎖について解説があり、私たちの暮らしは多くの生き物の恵みに支えられていることを知りました。その中のどれかが絶滅すると全体のバランスが崩れますが、どのような影響があるかは実際に絶滅しないとわからないため、そのような状況を作らないことが大切とのことです。次に、メダカを観察し、体の仕組みやオスとメスの違いを確認しました。日本の野生メダカには日本海側に住むキタノメダカと太平洋側に住むミナミメダカが存在します。それぞれの生息地の間に大きな山脈があり川がつながっていないため、淡水魚であるキタノメダカとミナミメダカは移動して混じるがことなく、それぞれの気候や環境に合わせた進化をしたそうです。
実習では、ビンの中に、動物・植物・微生物による生態系の世界を再現し、ボトルアクアリウムを作りました。
講座を通して、生態系を守ることの重要さを学びました。


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