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【終了しました】大人のカサ作りワークショップ
2023年6月24日(土)実施
台風の後などに、壊れたカサが道端に捨てられている光景を目にしたことはありませんか。日本では大量のカサが破棄され、リサイクルできずに埋め立て処理されています。カサの使い捨ての現状や、プラスチックの埋め立て、港区のプラスチック回収についてお話しします。また、カサの部品の素材についても学びます。実習では布とプラスチックでできている、リサイクルや修理が可能で長く使い続けられるカサを作ります。リサイクルの重要性や、物を大切にすることについて考えましょう。
日時 | 2023年6月24日(土)13:30~14:30(受付は13:15~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在勤・在学の中学生以上の方 |
講師 | 西山 雄馬氏(株式会社サエラ ワークショップインストラクター) |
定員 | 10名(先着) |
参加費 | 3,000円 |
持ち物 | 筆記用具、普段ご使用されているカサ1本(お持ちでない方には貸し出しします。) |
【当日の様子】
まず最初に、カサの使い捨ての現状について説明がありました。日本では、年間約1億2千万本のカサが捨てられています。また、日本人の一人当たりのカサ所持数は約4本であり、世界一であるとのことです。その後、地球温暖化やビニールガサの二酸化炭素排出量についても学びました。ビニールガサは様々な素材でできているためリサイクルが出来ず、ほとんどが埋め立てられています。埋め立ての際に地球温暖化の原因である温室効果ガスが排出されます。また、ビニールガサの製造時に出る二酸化炭素排出量を部品別に見ると、排出量が最も多いのは骨の部分であるとのことです。
実習では、骨からカサを組み立て、生地を張り、リサイクル可能なカサを作りました。講座を通して、カサの使い捨ての現状や地球温暖化との関係を学び、物を大事に長く使うことの大切さについて学びました。