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【終了しました】大人の紙すきワークショップ~伝統和紙とコースター作り~

2025年9月27日(土)実施

エコプラザで収穫したコウゾと四万十川源流の和紙原料や土を使い、草花をすきこみ、紙をすく伝統和紙作り体験ができます。和紙が自然のものからできていることを学び、紙すきの体験を通して伝統的な和紙作りと自然環境の関係を考えます。オリジナルデザインの和紙作品と講師の母国オランダの、古布をリサイクルして作るコットンペーパー作りの技法を用い、コースター作りに挑戦します。

9月27日(土)~10月25日(土)に関連展示を実施します。詳細はこちらをご覧ください。

日時2025年9月27日(土)10:00~15:00(受付は9:45~)※12:00~13:00昼休憩
・10:00~12:00 講師のお話・和紙作り
・13:00~15:00 作品作り
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方
(区外の方も参加できます)
講師ロギール・アウテンボーガルト氏(伝統手すき和紙作家)
定員12名(先着)
参加費1,500円
持ち物筆記用具、タオル、エプロン、紙にすきこみたいもの(紙切れ、糸くず、花、葉などできるだけ厚みのない平らなもの)、動きやすい服装でお越しください

【当日の様子】  
 伝統的な道具を使って和紙作りをしている高知県梼原町にある講師の工房の紹介がありました。講師は原料のコウゾ、ミツマタの生産にも取組んでいます。伝統技術の紙すきから生まれる和紙は、1000年以上保存が可能であり、丈夫で独特な質感があります。また、空間を明るくする特性を活かし、インテリアや内装、服飾と様々なものに使われています。
紙すきの原料にはエコプラザで栽培したコウゾを使っています。すき込む素材には、参加者が持参した色紙や繊維、植物等と、エコプラザのビオトープで採取した植物を使いました。道具と植物、水があれば手作りで伝統和紙作りができることを体験しました。次に講師の母国オランダの、古布をリサイクルして作るコットンペーパーの原料とコウゾを混ぜた技法で、コースターを作りました。参加者からは「日本人の私が知らない日本の和紙。特に高知の紙の歴史などを知る事ができて、とてもためになりました。和紙をもっと活用し未来につなげなければと思いました」などの感想がありました。紙の歴史を学び、日本の自然の中から生まれた伝統紙すきとオランダの古布をリサイクルして生まれたコットンペーパー作りの体験は、自然環境や循環を考える機会となりました。


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