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【終了しました】量り売りスーパーマーケットから学ぶ、ゼロウェイストな暮らし

2022年2月2日(水)実施

日本では2020年にレジ袋が有料化され、プラスチックゴミの削減に取組んでいます。しかし、依然として商品自体はプラスチックや紙などで何重にも包装され、買い物の度に、大量のゴミを生み出しています。
こうした状況を改善しようと、講師が働くスーパーマーケットでは、商品の個包装はせず、リユース容器を用いた量り売りを行っています。商品は生鮮食品をはじめ、醤油や味噌などの調味料、納豆やチョコレートなど幅広く扱っています。また、レストランも併設し、余った野菜などを調理、販売する事で食品ロスの削減にも取組んでいます。
購入者自ら容器を持参し、必要な分だけ購入するという形式は無駄がなく、かつての日本では当たり前の光景でした。しかし生活スタイルも変化した現代において、どのように実践しているのでしょうか?リユース容器を用いた買い物を通して、環境負荷の少ない暮らし方について学びます。

日時2022年2月2日(水)18:30~20:00(受付は18:15~)
会場オンライン(Zoomミーティング)
対象港区在住・在勤・在学の方を中心にどなたでも(小学生以下は保護者同席)
講師ノイハウス 萌菜氏(株式会社斗々屋 広報担当)
定員100名(先着)好評につき、定員を増やしました。
参加費無料

【当日の様子】
まず最初にエコロジカルフットプリントについて説明がありました。私たちは日々の暮らしの中で多くのゴミを出し、様々な資源を消費していますが、このような暮らしを全世界の人々が行った場合、地球2.8個分の自然資源が必要になるそうです。そうした状況から講師が携わるスーパーマーケットでは、量り売りを通して、地球1個分の暮らしを提案しています。しかし、昔ながらの量り売りでは、多忙な生活を送る現代のライフスタイルに適応しないため、迅速な計量が可能な機械を導入し、円滑に買い物ができる仕組みを作っているそうです。また、こうした量り売り専門店以外でも行えるアクションとして、事前に容器を持参して良いか問い合わせることで販売店側の負担を減らし、スムーズに買えることに繋がると説明がありました。
講座を通して、限りある資源を大切に使う事で持続可能な社会に繋がると学びました。


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