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【終了しました】秋の野鳥観察会 

2021年10月31日(日)実施

浜離宮恩賜庭園の緑地、水辺、海辺でそれぞれ見られる野鳥を中心に観察し、鳴き声を楽しみます。生態の特徴や、虫、植物とのつながりを知り、都会の中の自然の循環について学びます。
※小雨決行。荒天時は、港区立エコプラザで、都市で秋に見られる鳥を中心に、虫や植物との関わりから考える自然環境について、写真と映像を使って学びます。
※小雨決行。荒天時は、エコプラザが衆議院議員選挙の投票所となっており、使用できないため中止とさせていただきます。

日時2021年10月31日(日)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場浜離宮恩賜庭園(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の小学4年生以上の方で、2時間程度の徒歩が可能な方
講師安西 英明氏
((公財)日本野鳥の会 理事/元東京学芸大学非常勤講師)

【プロフィール】
1956年、東京生まれ。1981年、日本で初めてのサンクチュアリ「ウトナイ湖サンクチュアリ」にチーフレンジャーとして赴任する。
現在は(公財)野鳥の会主席研究員として、野鳥や自然観察、環境教育などをテーマに講演、ツアー講師などで全国や世界各地を巡る。(社)日本環境フォーラム理事も務めている。
解説を担当した野鳥図鑑は45万部以上発行。
定員10名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給用の飲み物、お持ちの方は双眼鏡
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
庭園ではハクセキレイの観察を行い、歩き方の進化や特徴的な尾羽の動きなどについて解説がありました。虫をエサとし、より多くのエサを得るために1羽で行動することが多いとのことです。また、鳥が好んで食べる植物の実についても説明があり、鳥が実を食べ、種が運ばれることで植物が生息域を拡大する仕組みを学びました。
水辺ではマガモやオオサギ、カモメが見られました。カルガモとマガモはクチバシの色で見分けがつくことを学びました。繁殖期になるとマガモはオスの体の色が鮮やかに変わり、区別がつきやすくなります。
落ちている羽の観察では、とても珍しいアオバトの羽が見つかり、上空を通過途中で落ちたものだろうと推測されました。羽はその大きさや形でどの部分の羽か判別することができ、前に進むためや浮かぶためなど、それぞれの役割があることを学びました。
鳥や植物の生き残りの仕組みについて学び、身近にある自然の循環について考える機会になりました。


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