• ワークショップ
  • 親子
  • 脱炭素
  • 先着

【終了しました】親子で水素エネルギーを体感しよう!

2023年2月25日(土)実施

小さな燃料電池を使って、モーターや電子オルゴールなどを動かす実験をします。燃料電池は、水素と酸素を使って電気を作るため、発電の際に二酸化炭素を出さず、環境負荷の少ないクリーンな発電方法として注目されています。この講座では、燃料電池の実験とレクチャーを通じて、普段の生活で使っている電気の発電方法、未来のエネルギーと言われている水素エネルギーや燃料電池の特徴について学びます。地球温暖化を防ぐために私たちができることを親子で一緒に考えてみませんか?

※レクチャーは、高学年向けの内容です。

日時2023年2月25日(土)①10:30~11:30 ②13:30~14:30(受付は各回15分前~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生とその保護者
講師市川 真理氏(東京ガスネットワーク 学校教育情報センター 副センター長)
定員各回12組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具

【当日の様子】
レクチャーでは、燃料電池の特徴について説明がありました。燃料電池は、水素と空気中の酸素を反応させ電気を作ります。二酸化炭素は排出されることなく、水のみが排出されるため、地球温暖化防止にも効果があります。また、電気と同時に熱も発生するため、給湯や暖房に利用することができます。自然環境に左右され、安定した電力共有が難しいといわれている太陽光発電や風力発電に比べて、安定して電力を供給できることも燃料電池の特徴とのことです。また、火力発電所などの電気は、発電所から家庭に届く送電中、発電した電気の59%が失われると言われていますが、燃料電池など家庭で発電する場合は送電のロスがほとんど無いため、電気をムダ無く使えることもメリットであると説明がありました。
実験では、小型の燃料電池にLEDランプやモーター、電子オルゴールを繋げ、水素ガスを入れることで繋げた機器が動くことを確認しました。また、ワークシートを使って家庭で使用しているエネルギーを確認し、家庭でできる節電方法を学びました。
講座を通じて、燃料電池について学び、地球温暖化を防ぐためにできることを考える機会となりました。


ピックアップ記事