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【終了しました】港区の干潟を見に行こう!~竹芝干潟見学~

2024年9月15日(日)実施

港区に干潟があることを知っていますか?干潟とは、1日に2回、干出と水没を繰り返す平らな砂泥地のことであり、水質の浄化や生物多様性の維持などの役割を持っています。竹芝干潟は、かつて東京湾に多く生息した貝類、甲殻類や多様な生きものが生息できる連続的な環境の保全、再生を目指して、複合施設「ウォーターズ竹芝」に隣接して造成されました。かつては「江戸前」と呼ばれた東京湾沿岸の豊富な漁場を取り戻すには、私たちはどんなことを意識すべきなのでしょうか?この講座では、竹芝干潟を見学し、干潟の状態や生きものの様子などを観察します。竹芝干潟に流れ着く浮遊ごみや、マイクロプラスチック問題についても解説します。水辺の生物多様性や環境問題について学びましょう。

※小雨の場合は、レインコートを着て実施します。荒天の場合は、屋根のある場所で干潟に関するレクチャーを行います。

日時2024年9月15日(日)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場ウォーターズ竹芝(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在学の小学生とその保護者
講師一般社団法人 竹芝タウンデザイン
定員15組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、タオル、飲み物、軍手、汚れて濡れてもよい靴と服装(サンダル不可)、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)、レインコート(雨天の場合)

【当日の様子】
まず最初に、竹芝干潟の成り立ちの解説がありました。昭和に埋め立てられた現在の竹芝干潟の場所を再開発するために水質調査をしたところ、準絶滅危惧種のアベハゼや絶滅危惧種のミミズハゼが発見されました。このような港区の水辺の生物多様性を守るために、環境保全・環境再生・環境教育を目的として、2020年に竹芝干潟が造られました。次に、生きものの解説がありました。竹芝干潟やその周辺には、マハゼ、スズキ、ボラなどの魚、そしてカルガモやホシハジロなどの野鳥がやって来るとのことです。その後、竹芝干潟に打ち上げられたごみを全員で拾いました。マイクロプラスチックやオイルボール(下水に流された油が冷えて固まったもの)など様々なごみが流れ着いていることを知りました。最後に、岩場を観察しながら、ケフサイソガニを探しました。
講座を通じて、港区の海の生物多様性についてや、海のごみ問題について学びました。


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