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【終了しました】オリジナルドキュメンタリー『リペアカフェ』上映会

2025年4月13日(日)実施
オランダ発祥の「リペアカフェ」をテーマにしたドキュメンタリー映画の上映会です。「リペアカフェ」は、壊れた家電や衣類、家具などを地域のボランティアが無償で修理する取組です。この映画では、リペアカフェに集う人々や、修理に奮闘するボランティアの姿を追い、修理を通じて生まれる交流や、物を大切にする心、地域コミュニティのつながりが描かれています。また、映画本編に加えて、監督と編集者によるトーク映像も上映し、リペアカフェの運営方法や、日本におけるリペアムーブメントの可能性や課題について説明します。映画鑑賞を通して、物と人との関わりや、持続可能な暮らしについて一緒に考えてみませんか?ご参加お待ちしております。
※映画は日本語字幕版で上映します。
※講座の最後にグループディスカッション(感想の共有)があります。
※講座後、「リペアカフェ」の活動に興味のある方を対象に、思いや気になることを意見交換できる場を設けます(任意参加)。
<タイムスケジュール>
14:00 『リペアカフェ』上映
14:35 「制作者トーク映像」上映
15:00 グループディスカッション(感想の共有)
15:30 上映会終了
15:30 意見交換会(任意参加)
16:30 終了
日時 | 2025年4月13日(日)14:00~15:30(受付は13:45~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在勤・在学の方を中心にどなたでも(小学生以下は保護者同伴)※区外の方も参加できます |
定員 | 30名(先着)好評につき、定員を増やしました。 |
参加費 | 無料 |
【当日の様子】
『リペアカフェ』の上映では、様々な背景を持つ地域住民が壊れたモノを持ち寄り、修理を通じて人と人とがつながっていく様子が描かれ、リペアカフェが単なる修理の場ではなく、人々の居場所となっていることを知りました。
また、ある男性が持ち込んだ壊れた掃除機を点検する場面では、ネジが使われておらず、モーターが直接はんだ付けされているなど、簡単には分解できない構造になっていることから、現在の「修理を想定せず廃棄を前提とした製品づくり」の問題点について説明がありました。
映像の後半では、共同編集長の富山氏とクリエイティブディレクターの瀬沢氏によるトーク映像があり、制作の裏側や、リペアカフェを日本で実施する際のポイントについて解説がありました。
上映後は、参加者同士で3〜4人のグループを作り、意見交換を行いました。「修理する人、してもらう人という関係ではなく、同じ時間を共有し、直ったときの感動を共にできる場が良いと思った」「循環型経済の第一歩として、できることの実践例と具体的な課題が見えて良かった」「物をリペアするだけでなく、人や思い出もリペアされていくことに感動した」などの意見が出ました。
上映会を通じて、ものを大切にする活動が人と人とをつなぎ、持続可能な暮らしを生み出していくことを学びました。


