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【終了しました】身近な植物のチカラ!~洗剤・防虫剤・接着剤に!?~

2026年8月2日(日)実施
植物は長い時間をかけて進化し、驚くような姿や生き抜くための様々な能力と技を手に入れました。
私たちの暮らしは、生きものの持つ能力を利用したり、ヒントにしたりして開発した新技術に支えられています。
本講座では、様々な植物の進化について学び、実際に植物の能力を使った防虫剤や接着剤作りなどを行います。その他にも楽しい体験をご用意しています。
植物の能力や不思議を感じて、自然の大切さ、素晴らしさを発見しましょう。

日時2026年8月2日(日)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生(小学2年生以下は保護者同伴)
講師蝦名 元氏(一般財団法人 進化生物学研究所研究員)
定員15名(抽選)
参加費500円

【当日の様子】
最初に、植物は自分で動けない代わりに、動かなくても害虫から身を守ったり、子孫を残したりすることができるよう進化してきたと説明がありました。
実験の一つ目は、エコプラザのビオトープに生えているカタバミを使用しました。カタバミが害虫から身を守るために葉にためる、虫が嫌がる成分である「ショウ酸」の特性を利用し、10円玉を磨いてピカピカにしました。10円玉のサビの正体は銅と酸素が反応した酸化銅であり、「シュウ酸」は酸化銅を溶かす力があるため、薄い膜の酸化銅を溶かすことで下に隠れているピカピカの銅が現れるとのことです。
その他にもオレンジの皮のつぶつぶ、油胞に含まれる「リモネン」の特性を利用して風船を割る競争をしたり、小さく切った発泡スチロールの一部を好きな形に溶かして消しゴムハンコのようなものを作ったりしました。これらは、リモネンと天然ゴム、または発泡スチロールの原料であるポリスチレン樹脂の構造がよく似ているため、くっつくと混ざって溶けあおうとする力が働くためにできることだと解説がありました。また、「ショウ酸」、「リモネン」ともに本来虫が嫌う成分ですが、虫も生存戦略のために様々な進化をとげ、どちらの葉も、それを食草とするチョウの幼虫がそれぞれいることを学びました。
参加者からは、「身近な植物に知られざるパワーがあると知りおどろいた」「実際にエコプラザの周りの植物を取りにいったり、身近なものを活用して実験ができておもしろかったです」などの感想がありました。
生物は環境に合わせて様々な進化をとげ、それが生物多様性につながっていることを知り、自然から多くの恵みを受けている私たちが生物多様性を守ることの重要性を考える機会になりました。

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