【終了しました】港区の水鳥について学んで、デゴイ(鳥の模型)を作ろう

2019年8月22日(木)実施 
港区でみることのできる水鳥のお話とカモのミニデゴイ(模型)に色付けをするワークショップをします。毎日使っている水が港区の海辺や運河に住む鳥たちに影響を与えていることを学び、水辺の鳥と自然環境について身近に感じながら、楽しく学びます。

日時2019年8月22日 (木)10:30~12:00(受付は10:15~) 
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生(小学2年生以下は保護者同伴)
講師榎本 茂氏(NPO海塾 相談役)
定員30名(先着)
参加費500円

【当日の様子】
スライドを使って港区の環境を湾岸と海から考える説明がありました。港区の運河は物流などの利用が減り、水鳥が住みやすくマガモ、ユリカモメ、コサギ、カワウ、カルガモなどが増えてきています。保護活動などの効果で水鳥は増えていますが自然環境が良くなっているのではなく、水質は悪化しています。山手線内側と同じ面積分の地域の下水が、港区にある芝浦水再生センターに集まっているため下水処理能力が限界になっていることが原因です。雨が降るとオーバーフローし、未処理の汚水が海に直接流れ出ます。対策として雨水と生活排水を分ける整備が必要ですが、コストと時間的に現実的ではありません。すぐにできることは生活の中で水を汚さない努力と工夫です。トイレからの排水よりも、食べ物、特にドレッシングやマヨネーズなどの調味料が混ざった排水を、魚が住める水質に戻すためには大量の水が必要です。食器は必ず汚れを拭き取ってから洗うようにするなどを実践することが大切です。ワークショップのデゴイ作りは好きな模様の水鳥を選んで色付けをしました。デゴイを作りながら、海に住む生きもののことを考えて、海を汚さないための生活を考えることを学びました。

■お問い合わせ■
港区立エコプラザ
TEL:03-5404-7764(受付時間:9:30〜20:00)

※天候や交通機関の運行状況およびその他の事情により、講座が中止、変更になる場合がございます。予めご了承ください。


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