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【終了しました】映画『ビッグ・リトル・ファーム』上映会~理想の暮らしのつくり方~
2021年1月30日(土)実施
『ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしの作り方』は、農薬や化学肥料を一切使わず、作物を育てる農場を作り上げた夫婦のドキュメンタリー映画です。
夫婦は、長年住み慣れた都会を離れ、郊外の荒れ果てた農地へ移住します。さまざまな作物を植え何種類もの家畜を飼い、さらにそこへ野生の動物や虫たちも集まってくることで、生命を循環させる「究極のオーガニック農場」を目指します。映画鑑賞を通して、生物の多様性や生態系の相互作用について学びます。鑑賞後は、意見交換しながら理想の暮らしについて一緒に考えましょう。
※映画は英語音声・日本語字幕で上映します。
日時 | 2021年1月30日(土)①14:00~16:00 ②17:00~19:00 (受付は各15分前~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在勤・在学の方を中心にどなたでも(小学3年生以下は保護者同伴) |
定員 | 各回20名(先着) |
参加費 | 無料 |
持ち物 | 筆記用具 |
【当日の様子】
映画では、ロサンゼルス郊外にある東京ドーム約17個分のやせた土地を、自然と共存する豊かな農場に変えていく夫婦の8年間が紹介されました。土地に合う植物を植え、鶏、豚、ヤギを飼い、土を改良するためにミミズコンポストを作成します。池を作り、水鳥とナマズを住まわせます。果樹園には75種類以上の果物を植えます。数年後には、野生動物も農場に住み始め、農産物は200種類以上になります。途中、コヨーテにより大量の鶏が捕食されますが、鶏を犬に守らせることによって、コヨーテは果樹園を荒らしていたホリネズミを捕食対象に変え、果樹園を守る存在に変わります。問題が起きてもそれを排除するのではなく、多様な動植物が常に共存する道を探り続けることが大切であると説明がありました。
鑑賞後は参加者同士でグループディスカッションを行い、感じたことや考えたことを共有しました。
映画の鑑賞を通して、自然を人間がコントロールするのではなく、動植物の特性を活かし自然の循環を促す重要性を学びました。