• レクチャー
  • ワークショップ
  • 大人
  • 気候変動
  • 先着

【終了しました】気候変動適応月間~事業者向け講座~

2023年11月7日(火)実施

2023年11月30日(木)~12月12日(火)にアラブ首長国連邦のドバイで開催される国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)に関連して、港区立エコプラザでは11月に気候変動適応月間を開催します。
これに伴い、環境問題に取組まれている港区内事業者向けプログラムとして、気候変動問題の導入が学べるレクチャーとワークショップをご用意しました。本プログラムは、エコプラザ近隣の事業者様から「環境問題の基礎を研修してもらえないか」「SBT認定の取得を目指しているが、社員の方のモチベーションを上げたい」など多くの声をいただき、開催に至りました。双方向的なレクチャーやグループで学べるワークショップを通して気候変動について学ぶことで、環境問題に取組む事業者の方々により一層関心を持っていただく機会をご提供いたします。日程は、2日間(午前・午後)の計4回(内2回は同じ内容)のプログラムから、ご都合の良い日時をお選びいただけます。事業者様ごとにお申込みいただき、各回に参加する人数を決めていただけますので、社員各自のスケジュールに合わせてご参加いただくことが可能です。この機会に是非ご活用ください。
※区民の方もご参加いただけます。

◆ワークショップ:気候変動適応のミステリー
気候変動は地域の気候や地形、人口等の特性、産業の種類によっても影響が異なるため、地域や事業者に合った気候変動適応策を考えていく必要があります。 「気候変動適応のミステリー」は、既に持っている知識を活かしつつ、学び手同士が協力し、物事の複雑な事実関係を把握しながら、ゲーム感覚で楽しく学ぶことを目的に開発した教材です。気候変動の問題や要因、日本や世界への影響を、カードを使いながらチームでディスカッションすることで解決案を探ります。

【中止】◆レクチャー:脱炭素社会をみんなで語り合おう!
地球温暖化を科学的見地やデータを踏まえ理解し、「そもそもなぜ脱炭素社会を目指すのか」から「脱炭素社会が実現したら、どのような未来になるのか?」までを双方向型のレクチャーから学び、考えます。また、脱炭素社会の実現のために期待される技術等の紹介から、企業が担う役割について共に考えます。

※11月23日(木・祝)は子ども向け関連講座を行います。詳細はこちらをご覧ください。
※10月10日(火)~10月31日(火)の期間に関連展示を行います。詳細はこちらをご覧ください。

日時◆ワークショップ:2023年11月7日(火)①10:00~11:30 ②14:00~15:30(受付は各回30分前~)
【中止】 ◆レクチャー:2023年11月16日(木)①10:00~11:30 ②14:00~15:30(受付は各回30分前~)
会場港区立エコプラザ
対象港区内事業者・港区在住・在勤・在学の大学生以上の方
講師◆ワークショップ:砂川 淳氏(国立環境研究所 気候変動適応センター)
◆レクチャー:広兼 克憲氏(国立環境研究所)
定員各回30名(抽選)
参加費無料
共催みなと環境にやさしい事業者会議

【当日の様子】
今回のワークショップは、国立環境研究所 気候変動適応センターが開発した「気候変動適応のミステリー」を実施しました。まず最初に、3つのナレーションが読まれました。その一つは、「ロシア北岸に沿ってヨーロッパから東アジアを行き来する北極海航路。マラッカ海峡、スエズ運河を経由する南回りの航路と比較し、航行距離が約6割に短縮できる。海上輸送における新たな選択肢として関心が高まっている。なぜこのようなことが起こっているのか。」というものでした。このナレーションへの回答を33枚のミステリーカードを紐づけながら考えます。ミステリーカードにはテーマと解説が書かれており、「世界の平均気温の変化」「世界の平均海面水位は将来上昇すると予測」「ブドウ栽培」「ハザードマップ」「新しい品種コメ」「線状降水帯による豪雨」「風水害による支払保険金額の増加」など多岐にわたるテーマが書かれていました。世界の平均気温の上昇は、農作物への被害や災害の原因にもなり、更に温室効果ガスを排出することにもなりえます。航路を変更することは温室効果ガスを押さえる要因の一つとなります。それぞれのミステリーカードの因果関係を考えることで、あらゆる方面に環境問題が関わっていることを学びました。
後半は企業の気候リスク(適応策)への対応について学びました。企業の適応策には、気候変動による悪影響を軽減するための「気候リスク管理」と、気候変動により影響を有効に活用するための「適応ビジネス」があるとのことです。また、2015年12月に金融安定理事会(FSB)が設置した「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」についても解説がありました。
最後に参加者の方から、適応ビジネスへの行政の支援についてや、地方と都心の環境問題の論点の違いなどについての質問があり、講師との質疑応答を通して環境問題についての視野を広める機会となりました。


ピックアップ記事