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【終了しました】 子どもの紙すきワークショップ
2024年9月29日(日)実施
エコプラザで収穫したコウゾと四万十川源流の和紙原料と土、身近な草花を使い、絵を描くように紙をすきます。エコプラザのビオトープの植物も利用します。和紙が自然のものからできていることを学び、紙すきの体験を通して伝統的な和紙作りと自然環境の関係を考えます。
日時 | 2024年9月29日(日)①10:00~12:00 ②14:00~16:00(受付は各回15分前~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在学の4歳~小学生(小学2年生以下は保護者同伴) |
講師 | ロギール・アウテンボーガルト氏(伝統手すき和紙作家) |
定員 | 各回10名(抽選) |
参加費 | 1,000円 |
持ち物 | 筆記用具、タオル、エプロン、紙にすきこみたいもの(紙切れ、糸くず、花、葉などできるだけ厚みのない平らなもの)、動きやすい服装でお越しください。 |
【当日の様子】
和紙の原料となる植物の紹介がありました。コウゾ、ミツマタ、ガンピ等の原料は国産が少なくなり、伝統的な和紙を作る職人も少なくなっていると説明がありました。紙すき体験では、エコプラザで栽培したコウゾの原料を叩いて繊維を細かくほぐしました。それを水に入れ、ねばりを持たせるためのトロロアオイとよく混ぜ、型枠に流し込みました。次にエコプラザのビオトープに漉き込む植物を採取に行き、栽培しているコウゾの木とミツマタの木を見ました。型枠の中に採取した植物の葉や枝を入れ、岩絵の具で色を付けた原料を絵を描くように流し込みデザインを仕上げました。最後にプレス機で圧縮して水分を取る作業を行いました。後は自宅に持ち帰り、乾かすと作品の完成です。和紙が植物の皮から作られることを学びながら、自然との共生と保全の大切さについて考える機会になりました。