• ワークショップ
  • 大人
  • ごみ・資源循環
  • 抽選

【終了しました】大人の紙すきワークショップ~伝統和紙とコースター作り~

2024年9月28日(土)実施
伝統技術の紙すきから生まれる和紙は、海外の歴史ある絵画等の修復にも使われ品質は世界で認められています。紙すきの伝統技術を継承する講師が、エコプラザで収穫したコウゾと四万十川源流の和紙原料や土を使い、草花をすきこみ、絵を描くように紙をすく伝統和紙作りを指導します。エコプラザのビオトープの植物も利用して、オリジナルデザインの和紙作品と、講師の母国オランダの、古布をリサイクルして作るコットンペーパー作りの技法を使ったコースター作りを体験します。

日時2024年9月28日(土)10:00~15:00(受付は9:45~)※12:00~13:00昼休憩
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方
(区外の方も参加できます)
講師ロギール・アウテンボーガルト氏(伝統手すき和紙作家)
定員12名(抽選)
参加費1,500円
持ち物筆記用具、タオル、エプロン、紙にすきこみたいもの(紙切れ、糸くず、花、葉などできるだけ厚みのない平らなもの)、動きやすい服装でお越しください

【当日の様子】   
スライドで和紙の原料のコウゾ栽培から、伝統的な道具を使って和紙作りをしている高知県梼原町の講師の工房の紹介がありました。日本では和紙の原料であるコウゾの生産は年々減少しているため、講師は原料のコウゾ、ミツマタの生産にも取組んでいます。伝統技術の紙すきから生まれる和紙は、1,000年以上保存が可能であるため、世界の絵画等の修復にも使われています。また、独特な質感と光を活かし空間を明るくする特性や丈夫な性質を活かし、インテリアや内装、服飾と様々な使い方に広がり始めています。
紙すきの原料にはエコプラザで栽培したコウゾを使っています。飾りには、参加者が持参した色紙や繊維、植物等と、エコプラザのビオトープで採取した植物を使いました。道具と植物、水があれば手作りで伝統和紙作りができることを体験しました。次に講師の母国オランダの、古布をリサイクルして作るコットンペーパーの原料とコウゾを混ぜた技法で、コースターを作りました。紙の歴史を学び、日本の自然の中から生まれた伝統紙すきとオランダの綿のリサイクルから生まれたコットンペーパー作りの体験は、自然環境や循環を考える機会となりました。


ピックアップ記事