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2026年5月~2027年2月 【全4回】服の素材を考える~コットンが製品になるまで~
服の素材となるコットンの栽培における環境・人権問題や改善への取組を学び、種植えからコースター作りまでを体験します。また、ファッションを学ぶ大学でファッションショーを鑑賞したり、国産コットンを取り入れ製品作りを行うブランドの取組などについて話を聞いたり、服に対して様々な視点から学びます。
服の生産・消費・廃棄・再利用について見つめ直し、ファッションの未来をどう考えどのように行動するか考えてみませんか。
■ プログラム内容 ■
| 第1回 コットンの栽培で大量に使用される農薬による、生産地の土壌や地下水の汚染問題と、それに伴う生産者の健康被害や児童労働問題などについて学んだ後、和綿の種植えを行います。 |
| 第2回 文化学園大学ファッションクリエイション学科によるファッションショーを鑑賞(立ち見予定)します。また、ファッション社会学科が取り組む「サステナブル」や「エシカル」などをテーマにした製品企画について学び、不要になった繊維(衣料、糸、布地など)を綿(わた)状の原料に戻すミニ反毛機の操作を体験します。 ※ファッションショーについてはこちら(文化学園大学サイト)をご覧ください。 |
| 第3回 収穫したコットンを糸に紡ぎます。また、紡いだ糸とオーガニックコットンの糸を使い、織り機でコースターを作ります。コットンがどのようにして製品になるのか、その過程を体験します。 |
| 第4回 2030年までに「製品における国産綿と再生原料の混用率2%」という目標を掲げるブランド「PRISTINE(プリスティン)」がものづくりにおいて大切にしている信念とは何かをうかがいます。また、全国の農地との連携による国産綿栽培についてや、「綿(わた)の副産物開発」といった新たな挑戦など、現在進行形の実践についても学びます。 |
| 日時 | 2026年5月~2027年2月 全4回 第1回 2026年5月24日(日)14:00~16:00 第2回 2026年6月13日(土)11:00~13:15 第3回 2026年11月8日(日)13:30~16:00 第4回 2027年2月20日(土)10:30〜11:45 (受付は各回15分前~) ※その他、9月または10月(平日)に収穫・綿繰り(わたくり)体験を予定しています。 |
| 会場 | 第1回 戸板女子短期大学(現地集合・解散) 第2回 文化学園大学(現地集合・解散) 第3・4回 港区立エコプラザ |
| 対象 | 港区在住・在勤・在学を中心とした16歳以上の方(区外の方も参加できます) |
| 講師 | 第1・3回 前田 剛氏(NPO法人日本オーガニックコットン協会 理事長/メイド・イン・アース 代表取締役) ![]() 【プロフィール】 株式会社チーム・オースリー 代表取締役。 1962年横浜生まれ。アースデイ東京理事、アースデイ東京監事、エコ雑貨協同組合監事を歴任。2016年4月より日本オーガニックコットン協会の理事に就任、2019年5月より理事長を務める。 1995年より、純オーガニックコットン専門ブランド「メイド・イン・アース」をスタート。生活に密接にかかわるコットン素材が本来持つふくよかな風合いを損なわない、ものづくりに徹底的にこだわる。また、和綿を育てるプロジェクト、カンボジア地雷原コットンプロジェクト、布ナプキンの普及活動なども手がける。 第2回 熊谷 伸子氏(文化学園大学 教授) 第4回 奥森 秀子氏(株式会社アバンティ 代表取締役社長/プリスティンブランドディレクター) ![]() 【プロフィール】 1957年栃木県生まれ。アパレルメーカーでの企画、百貨店の研究所を経て1995年アバンティ入社。自社ブランドPRISTINE(プリスティン)立ち上げに携わり、2018年より現職。アバンティコットン倶楽部を立ち上げ、全国41箇所以上の圃場と連携して国産綿の自給率向上に取り組むほか、オーガニックコットンを通したPBL型授業や企業・顧客への講演を行い、女性の幸せを広めている。NPO法人日本オーガニックコットン協会副理事長。 |
| 定員 | 20名(先着) |
| 参加費 | 5,000円(全4回分) |
| 協力 | 文化学園大学ファッションクリエイション学科 |
| 申込み方法 | 4月19日(日)10:00~申込み開始 下記の申込みフォーム、またはお電話でお申込みください。申込みフォームからのお申込みは、受付メールを自動送信しております。定員に達した後の受付や申込み不備については、メールやお電話にてご連絡させていただくことがございます。そのような連絡がない場合は、ご参加確定となります |
本講座は、「服を育てる~港区から広げるコットンプロジェクト~」の一環として開催します。
また、講座の修了者は「エコプラザ・コミュニティ・メンバーズ(ECM)」※に登録が可能で、希望者はエコプラザの企画にボランティアとして参加することができます。
※エコプラザ・コミュニティ・メンバーズ(ECM)とは …エコプラザの指定講座を修了した方を中心に、学んだ知識を活かし積極的に社会に貢献していただくための会員制の環境活動グループです。登録者は、 エコプラザのサポーターとして企画や講座などの運営ボランティアに携わることができます。
【当日の様子】
第1回 2026年5月24日(日)実施
レクチャーではまず、オーガニックコットンの定義と認証制度について学びました。次に、映像を交えて有機栽培をしているコットン畑や、実と種を分ける綿繰り(わたくり)などを行う工場の様子が紹介されました。また、コットンの種をしぼった油が食用油として使用されたり、しぼりかすが家畜の飼料として使用されたりすることで、通常のコットン栽培で使用される農薬は、間接的に人間の体内にも入っていることを学びました。
世界で生産される繊維の中の、天然繊維と化学繊維の割合についても説明があり、ポリエステルなどの化学繊維を原料とした服は、洗濯によってその繊維が排出され大量の海洋プラスチックごみになっている問題について学びました。
今回のようなイベントで服の生産の背景を知り、考え、行動することで少しずつ未来が変わるというエシカル消費についても説明がありました。
後半はコットンの種植えを体験しました。水に一晩つけておくと発芽しやすいことや、今後の成長過程についても学びました。
参加者からは、「一般的なコットンとオーガニックコットンの違いについての理解がより深まりました。」「コットンは洋服だけではなく、食品の加工や家畜に使われること、知らない一面を知る機会となり、オーガニックを取り入れるよう取り組みたいと思いました。」などの感想がありました。
コットン栽培や服の生産における様々な問題を知り、これからの行動を考えるきっかけになりました。



第2回 2026年6月13日(土)実施
前半は、文化学園大学ファッション社会学科が行っている研究や取組について学びました。衣料品を作る際に出る端材や、私たち消費者が廃棄したものに着目してその量や種類、特徴などを調査し、どのようにして再利用するかを考えているそうです。また、企業と連携して企画・制作した、和紙由来のネクタイ、ハンカチ、トートバッグなどの紹介がありました。今年は新たに、天然由来の新素材であるバナナの繊維から作られた布での企画が進められているそうです。さらに、不要になった衣料品をほぐして繊維に戻して再利用する古典的なリサイクル方法「反毛」について解説があり、実際にミニ反毛機を使って布をほぐす体験をしました。
後半は、ファッションクリエイション学科によるファッションショーと展示ブースの見学をしました。それぞれのグループテーマに沿った様々な色・形・素材を使った作品が披露され、展示ブースでは各作品のコンセプトの説明や、使用されている素材サンプルを見ることができました。
参加者からは「服の循環のお話、大変勉強になりました」「作ること、活用すること、再生することの楽しさを感じました」などの感想がありました。
新しく生み出されるものと、廃棄されたものからまた新たなものが生み出される両方の取組を学び、体感する機会になりました。




■お問い合わせ■
港区立エコプラザ
TEL:03-5404-7764(受付時間:9:30~20:00)
※天候や交通機関の運行状況およびその他の事情により、講座が中止、変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。




