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【終了しました】ファッション業界における環境保全vol.1~サステナブルなファッションとは?~

2020年7月17日(金)実施
ファッションと環境保全の関係について考える全4回の講座です。
服の製造過程や廃棄時には、環境や人に大きな負荷をかけていると言われており、近年‘サステナブルファッション’に注目が集まっています。その一方で、環境や人に配慮された服を買いたいと思っても、高額だったり、自分に合ったデザインやブランドが見つけられないといった問題があります。第1回目は、ファッション業界における環境汚染の現状を学び、素材や製造過程、取引方法など、さまざまな角度から‘サステナブルなファッションとは何か’を考えます。ディスカッションも交えながら自分に合ったサステナブルファッションを見つけてみませんか。
講師が自身の店で取り扱うブランドの選択において、大事にしていることについてもお伝えします。

※サステナブルファッションとは…ファッション用品の生産や販売から消費までの過程において、環境、社会、経済に対し最大限配慮されているもののことです。

日時2020年7月17日(金)18:30~20:00(受付は18:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の中学生以上の方を中心にどなたでも
講師植月 友美氏(Enter the E CEO)

【プロフィール】
GEORGE BROWN COLLEGE(ジョージブラウンカレッジ)FASHION MANAGEMENT卒。
18歳からファッション業界に入り古着のバイヤーなど経験。グローバルビジネスを学ぶため渡加、渡米。COLLEGE卒業後 NYで就労を経験、帰国後12年間日本の大手小売企業で店舗運営、バイイング、商品企画、事業開発、マーケティングなど担当。
2009年、杜撰なファッション業界の環境破壊を目の当たりにし、人や地球に迷惑をかけずに洋服を楽しめる社会をつくること決意。人生をかけて、「地球と人が服を楽しめる社会の両立」実現を挑む。
2019年ジャパンソーシャルビジネスサミット 審査員特別賞受賞。
2019年ビジネスで社会問題を解決する集団、株式会社ボーダーレスジャパンにジョイン。
定員20名(先着)
参加費無料
持ち物筆記用具

【当日の様子】
衣類を生産する時にはさまざまな過程において環境や人に負担をかけています。コットンを育てる際には多くの農薬を使用し、縫製時の破棄、加工時には排水汚染も起こります。日本では年間100万トンの衣類が破棄され、その6割は新品だということを学びました。また、日本人は4回着たら捨てると言われているそうです。
講師はデザイナーに直接会い、そのブランドの思いを聞くことを大切にしています。その上で、デザイン・品質・経済性を兼ね揃え、消費者の価値観・感性・ライフスタイルに合わせて環境や人に配慮された商品だけを世界中から選択した服を取り扱っています。また、その服を買うことでどれぐらいエネルギーの消費量やCO₂の排出量などを削減することができるかがタグに明記されていて、私たち一人一人の行動が大切だと知ることができます。
自分なりのサステナブルの基準を持ち、長く大切に着られる物を選ぶことが大事だと学ぶ機会になりました。



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