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【終了しました】海の現状を知ろう!Vol.2~藻場再生から始まる地域の好循環~

2022年9月14日(水)実施

藻場とは海藻や海草が生い茂った場所で、それらの植物は成長する際に、大気中にある二酸化炭素を吸収(ブルーカーボン)します。また、海のゆりかごと呼ばれ、海の多様な生物が育まれる場所でもあります。しかし近年、気候変動などの影響で藻場が消失する現象が増えています。
熱海市に拠点を置く株式会社未来創造部は、藻場再生の取組を通じて、温暖化対策だけではなく、漁業や観光を通じた地元経済への支援、環境教育の実践等、地域循環共生圏の実現を目指しています。
本講座では熱海の海に30年以上関わってきた講師から、海の保全、リアルな藻場再生の現場と他の社会課題の繋がりについて学びます。海から始まる地域の好循環について一緒に考えてみましょう。

日時2022年9月14日(水)18:30~20:00(受付は18:15~)
会場オンライン(Zoom)
対象港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方
講師光村 智弘氏(株式会社未来創造部代表取締役副社長)
定員40名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
ブルーカーボンは、海藻や海草など海洋生態系によって取り込まれ、海域で貯留された炭素のことで、陸上の森林(グリーンカーボン)と同様に、すでに排出されてしまった二酸化炭素を吸収・除去することができ、気候変動対策の一つとして注目されているそうです。一方で、気候変動などを理由にブルーカーボン生態系(藻場、湿地・干潟、マングローブ林など)が減少している現状を知りました。
講師が所属する未来創造部では、漁業組合や行政の協力のもと、静岡県伊豆市土肥海水浴場で海草「コアマモ」の除去予定海域からコアマモを採取し、熱海周辺海域の砂地に移植するなど、消失してしまった藻場を再生する取組に挑戦しているそうです。
本講座を通し、私たちの身近な海で起きている環境問題について知り、一人ひとりができることを考える機会となりました。


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