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【終了しました】海を守るブレスレット作り~シーグラスをアップサイクル!~②
2024年8月17日(土)実施
海には様々なものが流れ着きます。流木などの自然物もありますが、中にはペットボトルなどのプラスチックゴミや、ガラスが波に揉まれることによって角が取れた、シーグラスと呼ばれるものも落ちています。
この講座では、人間が出したゴミであるシーグラスをアップサイクルし、カラフルなヒモを編み込んでブレスレットを作ります。また、海で細かくなったマイクロプラスチックが食物連鎖の中で生態系に与える影響についてもお話しします。生活の中で実践できるアクションについて学び、私たちが暮らす街と海とのつながりについて考えてみませんか。
※大人の方(中学生以上)向けの講座もございます。詳細はこちらをご覧ください。
日時 | 2024年8月17日(土) 15:30~16:30(受付は15:15~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在学の小学3~6年生 |
講師 | NPO法人サーフアンドシー |
定員 | 12名(抽選) |
参加費 | 1,500円 |
【当日の様子】
「海って今どっち?」きれいな海とゴミがいっぱいの海の写真を見て、ほとんどの方がプラスチックゴミだらけの写真が今の海の現状だと認識されていました。ワークショップで使用したシーグラスも元は海に流れ着いたゴミです。2050年頃には海洋ゴミが、海洋生物より多くなると言われており、とりわけプラスチックゴミが深刻な問題となっています。プラスチックが海中流出すると、分解されず何百年も海に残ってしまいます。海を漂ううちに細かくなり、プランクトンや魚に取り込まれ、そうした魚を食べることで私たち人間の体にもプラスチックが取り込まれています。さらに深刻なことに添加剤の入ったプラスチックの中には簡単に水に溶け出すものもあり、生態系への悪影響が懸念されています。身近なことで何ができるか考え直し、プラスチックと正しく付きあうことが求められています。
海ゴミの8~9割は街からくるそうです。海と街は繋がっているため、身近なゴミを放置しないこと、見たら拾うことは海洋ゴミの問題解決に結びつきます。講座を通して資源を循環して使うこと、繋がりを意識することの大切さを学びました。
※添加剤とは、プラスチックの物理的性質を改質するために添加する薬剤のこと。プラスチックを柔らかくしたり、劣化を防止したりといったように性質を改良することができます。