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【終了しました】 廃棄衣料品でポーチを作ろう〜着なくなった服の循環リサイクルとは?~

2023年8月26日(土)実施

洋服は、私たちの生活に欠かせないものであり、いろどりを与えてくれるものでもあります。ですが、着なくなり手放された後、リユース・リサイクルされるものは全体のわずか34%程度で、他は焼却・埋め立て処分され、その量は日本だけでも1年間で約48万トンあると言われています。この講座では、廃棄されたり、服の製造工程で出た端材や残布をリサイクルして作られたグリーンアップサイクルシートを使い、オリジナルのポーチを作ります。
「すぐに買う」こと、「すぐに捨てる」ことについて考え直し、「捨てない選択」につなげる一歩を踏み出してみませんか。

※講座では針を使用します。

日時2023年8月26日(土)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学3~6年生とその保護者
講師渡邉 桂子氏(株式会社BPLab 取締役プロデューサー)
定員10組(抽選)
参加費900円
持ち物筆記用具

【当日の様子】
レクチャーでは、まず最初に地球温暖化の現状と原因について学びました。地球温暖化がこのまま進むと、氷河が溶け陸地が浸水したり、大雨や日照りで農作物が育たないなど、今以上に多くの問題が増えます。次に、地球温暖化の一因である二酸化炭素の大量排出と洋服の問題について説明がありました。日本では年間約48万トンの洋服が廃棄されており、その処理過程で大量の二酸化炭素が発生しています。また、年間一人当たりの洋服消費サイクルの平均は、18枚新しいものを購入し、12枚廃棄し、着ていないものが25枚あると言われているそうです。私たちができることとして、まず服を購入する際に「本当に今買う必要があるのか?」「同じようなものを持っていないか?」を考えることが重要です。また、廃棄する際も「まだ着られるのではないか?」などを考えた上で、廃棄ではなくリサイクル回収に出す選択肢があります。洋服は様々な繊維でできており、種類ごとに分けることで再度資源になると説明がありました。
ワークショップでは、様々な繊維を使って再資源化された、グリーンアップサイクルシートでポーチを作りました。
地球環境を守るために私たちができることを考え、行動に移すきっかけになりました。


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