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【終了しました】触れて体感!動物の皮ふ、進化の旅!~ヌルヌル、ザラザラ、フワフワどうして?~

2026年2月23日(月・祝)実施

生きものは様々な環境で生き抜くために進化してきました。最も外側で体を守る皮ふも多様な変化をしており、それぞれの生活に密接に関係しています。魚類・両生類・は虫類・鳥類・ほ乳類などセキツイ動物の皮ふを中心に実際に触れて、それぞれの特徴や違い、進化の過程を体感しましょう!

※トラの毛皮を使用するため、ネコアレルギーの方はご注意ください。

日時2026年2月23日(月・祝)14:00~15:30(受付は13:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学3~6年生
講師蝦名 元氏(一般財団法人 進化生物学研究所研究員)
定員15名(抽選)
参加費300円

【当日の様子】
今から約40億年前に海中で生命が誕生し、その後海水、淡水、陸上、空に至るまで生活する環境や範囲を広げ、それぞれの生物が長い年月をかけて少しずつ進化してきました。
皮ふの最も重要な役割は、対外環境から体内環境を守ることだと説明があり、対外環境として衝撃・病原菌・紫外線などが挙げられました。また、皮ふは各動物の生活と密接に関連しているとのことで、魚類・両生類・は虫類・鳥類・ほ乳類それぞれの皮ふの進化と特徴を学びました。例えば魚類は初期の頃うろこはなくヌルヌルの粘膜が体をおおっていましたが、体を守るためにうろこができました。また、魚は体をくねらせて泳ぐため、重なり合っても動きやすい構造になっているとのことです。両生類は肺がまだしっかりできあがっておらず、皮ふ呼吸も同時に行うため、魚類のようなうろこはかえって邪魔になり、粘膜で覆われる皮ふとなりました。また、粘膜の皮ふのみで体を保護するため、病原菌などに対抗する抗菌作用を持ち、抗生物質や痛み止めなど人間にも有効な物質が発見されたそうです。ほ乳類の特徴としては、体毛があり、子どもに授乳して育てることが挙げられました。腹部の湿度を保つために水分を分泌する腺が発達し、赤ちゃんがそれをなめて水分補給するようになり、水分に栄養分を混入するようになったのが授乳の始まりで、生存率が大幅に向上したと説明がありました。また、吸い付きやすいように唇が柔らかく進化したとのことです。
会場には生体のアカハライモリ・アカミミガメ、標本のシーラカンスのうろこ・カルガモ・センザンコウ、トラやワオレムールの毛皮などが用意され、それぞれの感触を確かめたり、毛の生え方を観察したりしました。
参加者からは「皮ふについて具体的に知ることができた」「実際に見たりさわったりできたのがよかったです」などの感想がありました。
皮ふを通して生物多様性と進化を学ぶ機会になりました。

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