【終了しました】みなと、歩いて再発見vol.4 港南の変化と港清掃工場~ゴミ問題を考える~

2019年10月5日(土)実施 
港区の環境の素晴らしさを区民ボランティアの講師と一緒に実際に歩いて再発見するシリーズの4回目です。今回は、港区港南地区にある港清掃工場を見学しゴミ問題について考えます。港南地区は、江戸時代の台場から明治以降の埋め立てによって広がり、その後工場敷地となり、今やビジネス街や高層大規模住宅の街へと変貌しました。
清掃工場見学では、ごみの収集から、焼却炉、焼却後の灰の埋立、煙の有害物質除去の仕組みや焼却熱による発電などを学びます。工場見学の後は、港南大橋、東京海洋大学、御盾橋(高浜運河沿緑地)などを巡り、港南の歴史と街並みの変遷をたどります。

日時2019年10月5日(土)9:20~12:30(受付は9:00~)
※荒天の場合は中止
集合場所など集合:品川駅港南口 アトレ品川2階「日比谷花壇」前
解散:品川駅港南ふれあい広場
街歩きルート:品川駅→港清掃工場(見学90分)→港南大橋→海洋大学→御盾橋(高浜運河沿緑地)→品川駅
対象港区在住・在勤・在学で3時間程度歩ける方
講師区民ボランティア
定員16名(先着)
参加費無料
※清掃工場までのバス運賃(210円/片道)は自己負担となります。
持ち物筆記用具、水分補給用の飲み物
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
港清掃工場の見学と、港南エリアの街歩きをしました。港清掃工場では、ゴミを燃やすときに発生する熱エネルギーを活用して発電しています。1日の発電量は約10,000kwで、約半分は工場内で使用し、残りは電力会社を経由して近隣の学校などで使用されています。ゴミを燃やして出る灰はセメントに再利用されています。東京湾にある最終処分場はあと20年でいっぱいになり、3R( リデュース、リユース、リサイクル )の取り組みが大切であると説明がありました。
街歩きでは、港南エリアの埋立の歴史について説明がありました。埋立は江戸時代から始まっています。当時の人が河中にゴミを捨てていたのを幕府が禁じ、船にゴミを積んで永代島,越中島に埋め立てていました。市街地拡大のため、山を切り崩した土や、遠浅の海を堀り起した土による埋立も進み、今の港南エリアの基盤が出来たとのことです。
清掃工場の見学と街歩きを通じて、ゴミの現状と歴史を知り、リサイクルや省エネについて考えるきっかけとなりました。


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