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【終了しました】春の自然観察会@浜離宮恩賜庭園

2021年4月24日(土)新型コロナウイルス感染症拡大の状況により浜離宮恩賜庭園が休園となったため、港区立エコプラザにて実施

歴史ある浜離宮恩賜庭園で春の植物や生きものの観察会をします。海水と淡水が流れる特殊な環境の庭園が織り成す自然に触れ、私たちの身近にある自然環境について学びます。この時期は、ツツジや牡丹、藤の花が見ごろです。草むらでは、ヘビイチゴ、カラスノエンドウ、遅咲きのスミレも見られます。暖かくなると虫もよく飛びます。ミツバチやアゲハチョウ、八重桜に集まるヒヨドリやメジロ、水辺ではサギなどが見られます。

※雨天時、港区立エコプラザにて室内講座を行います。浜離宮恩賜庭園の植物や生きものの写真を使って解説します。

日時2021年4月24日(土)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場浜離宮恩賜庭園(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在学の4歳~小学生とその保護者
講師日本自然保護協会自然観察指導員
定員15組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給の飲み物、お持ちの方はルーペ
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
講座の前半は、写真を使って、浜離宮庭園の植物、虫、水辺の生きものについて説明がありました。浜離宮庭園は、海に面しているため、潮風に強いクロマツ、スダジイ、ハゼノキ、トウカエデなどが植えられています。春は、クスノキの香りにつれられて、アオスジアゲハが庭園にやってきます。近年は、ツマグロヒョウモンというチョウも増えています。温暖な気候を好むため、地球温暖化による気温の上昇により南から東京へ生息域を広げています。堀の壁にはムール貝が生息しています。海外の貝が生息している理由は、貨物船を通じて、貝の幼生が運ばれてくるからだそうです。
後半は、エコプラザ内の緑地やビオトープを3グループに分かれて観察しました。
身近な環境にある自然について学び、生きものと環境のつながりについて考えるきっかけとなりました。


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