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【終了しました】映画『TOMORROW パーマネントライフを探して』上映会
2022年3月5日(土)実施
2012年、科学雑誌『Nature』に「今のライフスタイルを続ければ人類は滅亡する恐れがある」という予測が掲載されました。映画『TOMORROW パーマネントライフを探して』はこの予測を基盤に「農業」「エネルギー」「経済」「民主主義」「教育」の5つの分野に注目し、世界各地の新たな取組を取材したドキュメンタリーです。
町の花壇や道に、野菜やハーブを植えて地域の人々でシェアする「インクレディブル・エディブル」や、ゴミを出さないライフスタイル「ゼロ・ウェイスト」などについて学び、持続可能なライフスタイルに向けて、私たちにできることを考えてみましょう。
※映画は日本語字幕で上映します。
日時 | 2022年3月5日(土)14:00~16:15(受付は13:45~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方 |
定員 | 20名(先着) |
参加費 | 無料 |
持ち物 | 筆記用具 |
【当日の様子】
映画では、まず農業に注目していました。フランスのル・ベック・エルアンという町では、パーマカルチャーと呼ばれる持続型の農業が行われています。植物同士相性の良いものを一緒に植えることで、それぞれが作用し石油由来の農薬や肥料を使わずに効率的に栽培できると説明がありました。また、イギリスのトッドモーデンでは環境問題への身近な取組として、市民たちが町の花壇に野菜やハーブなど食べられる植物を植えています。新鮮な食物を得られるだけではなく、野菜をきっかけに、通りかかった見知らぬ住人たちが会話を交わす機会にもなっているそうです。次に、エネルギーについて紹介がありました。デンマークのコペンハーゲンでは、水力や風力発電などの二酸化炭素排出の少ない再生可能エネルギー発電を増やしており、2025年には市内で必要なエネルギーの全てを、こうした発電で賄える見込みだそうです。その他にも、持続可能な社会の実現に必要な要素として、地域に根差した経済のあり方や、多様性を認め合い、市民としての主体性を育む教育が大切だとのことです。
映画の鑑賞を通し、資源を地域で自立的に循環させる仕組み作りの重要性を学びました。