- フィールドワーク
- 親子
- 自然共生
- 抽選
【終了しました】初夏の自然観察会
2022年5月28日(土)実施
歴史ある浜離宮恩賜庭園で初夏の植物や生きものの観察会をします。海水と淡水が流れる特殊な環境の庭園が織り成す自然に触れ、私たちの身近にある自然環境について学びます。この時期は、草原ではニワゼキショウやシロツメクサなど、小さい花々が咲き、ヘビイチゴの実が見られることもあります。また、昆虫たちが活発になり、テントウムシの仲間は、幼虫から成虫まで見られることが多く、花のまわりにはハナバチやチョウが蜜を集めにやって来ます。
※雨天時は、港区立エコプラザにて室内講座を行います。浜離宮恩賜庭園の植物や生きものの写真を使って解説します。
日時 | 2022年5月28日(土)10:00~12:00(受付は9:45~) |
会場 | 浜離宮恩賜庭園(現地集合・解散) ※詳細は参加案内にてお知らせします。 |
対象 | 港区在住・在学の4歳~小学生とその保護者 |
講師 | 日本自然保護協会自然観察指導員 |
定員 | 15組(抽選) |
参加費 | 無料 |
持ち物 | 筆記用具、水分補給の飲み物、お持ちの方はルーペ |
服装 | 歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください) |
【当日の様子】
3グループに分かれて、自然観察指導員の解説を聞きながら、浜離宮恩賜庭園を散策しました。
庭園では、様々な植物の実を発見できました。マツの枝先には松ぼっくりがついていました。種子の成熟に時間がかかるため、松ぼっくりとして地上に落ちるまでに2年ほどかかるそうです。モクレンには、細長い実がついていました。モクレンは、大きな花に虫を引き寄せ、花粉を受粉させることから虫媒花と言われます。クスノキのそばでは、アオスジアゲハが飛んでいました。この季節のアゲハは春型と呼ばれ、夏にいる個体よりも小ぶりです。これは幼虫時代を過ごす季節によって、食べるエサの量が変わるからではないかとのことです。
身近な環境にある豊かな自然や多様性に触れることで、季節で変化する生態系の仕組みについて学びました。