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【終了しました】大人のカサ作りワークショップ

2024年6月1日(土)実施

台風の後などに、壊れたカサが道端に捨てられている光景を目にしたことはありませんか。日本では大量のカサが破棄され、リサイクルできずに埋め立て処理されています。カサの使い捨ての現状や、プラスチックの埋め立てについてお話しします。また、カサの部品の素材についても学びます。
ワークショップでは布とプラスチックでできている、リサイクルや修理が可能で長く使い続けられるカサを作ります。リサイクルの重要性や、物を大切にすることについて考えましょう。

日時2024年6月1日(土)11:00~12:00(受付は10:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方(区外の方も参加できます)
講師西山 雄馬氏(株式会社サエラ ワークショップインストラクター)
定員10名(先着)
参加費3,000円
持ち物筆記用具、普段ご使用されているカサ1本(お持ちでない方には貸し出しします。)

【当日の様子】
まず最初に、カサの使い捨ての現状について説明がありました。日本では、年間約1億2千万本のカサが捨てられています。また、日本人の一人当たりのカサ所持数は約4本であり、世界一であるとのことです。その後、地球温暖化やビニールガサの二酸化炭素排出量についても学びました。ビニールガサは様々な素材でできているためリサイクルが出来ず、ほとんどが埋め立てられています。現在東京都でごみを埋め立てている「新海面処分場」は、23区最後の埋め立て処分場であり、ここが満杯になると東京湾内には埋め立てることはできないと説明がありました。また、ビニールガサの製造時に出る二酸化炭素排出量を部品別に見ると、最も多いのは骨の部分であるとのことです。実習では、骨から組み立て、生地を張り、カサを作りました。制作したカサは骨の部分もプラスチックでできているため、リサイクルが可能であるとのことです。
講座を通して、カサの使い捨ての現状や地球温暖化との関係を学び、物を大事に長く使うことの大切さについて学びました。


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