【終了しました】森と命を繋ぐ野生動物の歩道橋展~アニマルパスウェイ~
写真:「国土交通省東北地方整備局岩手河川国道事務所」提供
2019年6月2日(日)~2019年6月30日(日)実施
アニマルパスウェイとは、「Animal+Pathway(動物の道)」を意味します。私たち人間は森や山を切り開き、自分たちのための生活道路を造って来ました。しかし道路によって森や山が分断され、天然記念物のニホンヤマネ、絶滅の恐れのあるニホンリスなどの樹上性小動物は地上を移動することを余儀なくされました。地上を移動中、車に轢かれたり、森の分断により繁殖活動を妨げられています。 アニマルパスウェイは、このような動物たちを守る新たな道となるように、一般社団法人アニマルパスウェイと野生生物の会によって設置されています。
今回の展示では、実際に樹の上に造られているアニマルパスウェイの展示を行います。また、アニマルパスウェイの設置の意義と普及活動の成果をパネルやビデオで紹介します。
※樹上性小動物とは・・・リスやヤマネ、ヒメネズミやモモンガ、ムササビなどの森に棲む野生動物は樹上で生活する種も多くこれらを樹上性小動物と呼びます。