• フィールドワーク
  • 大人
  • 水と緑のうるおい
  • 先着

【終了しました】竹芝新八景ツアー~港区のオフィスビルと自然~

2023年6月3日(土)実施

港区は日本でも有数のオフィス街である一方、芝公園、旧芝離宮恩賜庭園などがあり、都心にもかかわらず自然が豊かな地域でもあります。東京ポートシティ竹芝では、豊かな自然に囲まれた港区竹芝の立地特性を活かし、「竹芝新八景」を展開しています。竹芝新八景は、「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つの景から成り、ハヤブサが営巣できる巣箱、ミツバチの巣の観察による生きものとのふれあいや、菜園・ハーブガーデン・水田での農体験などを通して、環境教育や都市の生物多様性保全に取組んでいます。さらに東京ポートシティ竹芝では、ビル内の様々な場所に緑を取り入れることにより、水と緑を感じながら働く「Green Work Style」を提案しています。
この講座では、竹芝新八景の見学と、「香の景」(ハーブガーデン)でのハーブの摘み取り体験を実施します。都市における生物多様性・自然共生の取組を発信している竹芝新八景を見学し、港区のオフィスビルと自然との関係を学びましょう。

※小雨決行。荒天時は、屋内からの見学と、室内で竹芝新八景について学びます。
※ビルの上下階の移動は、主に階段を利用します。

日時2023年6月3日(土)13:30~15:00(受付は13:15~)
会場東京ポートシティ竹芝(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の中学生以上の方
講師水野 さえ子氏(かたばみ興業株式会社 東京ポートシティ竹芝 竹芝UBC事務局担当)
定員12名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具
服装歩きやすい靴、服装(養蜂場見学があるため、黒色の服は避けてください)

【当日の様子】
まず最初に、竹芝新八景についての説明があり、「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つの景から成っていることを学びました。その後、竹芝新八景の各所を見学しました。
雨の景では、レインガーデンを見学しました。レインガーデンは土に染み込んだ雨水をろ過する機能があります。さらに、貯まった雨水をビルの水洗トイレ用として再利用しています。また、レインガーデンの植物は武蔵野地域の在来種であるとのことです。その後、養蜂場である蜂の景を見学しました。養蜂を行うと、ミツバチによって様々な植物の受粉が盛んになり、その植物に虫がつき、その虫を鳥が食べに来ます。このように、都市養蜂は都市での生物多様性の保全に繋がります。その後、水田、菜園、香、水、島の景を見学しました。香の景ではハーブの摘み取りを行い、摘んだゼラニウムなどのハーブの香りを体感しました。また菜園の景のミニトマトは、ミツバチによって実がよくつくようになったとのことです。
講座を通して、港区のオフィスビルで行われている自然共生の取組について学びました。


ピックアップ記事